姫路港の経済効果
平成15年3月「姫路港背後圏社会的・経済的交県検討」から抜粋
■姫路市内で生じる仕事量の4割相当分を姫路港が生み出しています。
 姫路市内で1年間に行われた全ての経済活動を金額に換算すると約3.8兆円になります。  
一方、姫路港の物流産業や港を利用する製造業などが1年間に生み出す金額は約1.5兆円
になります。   経済活動を「仕事」と読みかえると、姫路港が生み出す仕事は、姫路
市内で生じる仕事の4割相当になります。

■姫路港の経済波及効果は「明石海峡大橋」、「USJ」よりも大きい!
 姫路港の経済波及効果は年間1兆4,561億円になります。これに対して、最近話題
になったイベントや施設等の経済波及効果を見ると、明石海峡大橋(1,488億円)、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(7,952億円)は姫路港を下回り、愛知万博
(1兆4435億円)は姫路港と同程度になっています。また、ワールドカップ国内開催
(3兆3049億円)は姫路港の倍程度なっています。

■姫路港に関する雇用者の所得は、姫路市の雇用者所得の4割弱に相当します!
 姫路市に居住する雇用者の所得は年間8924億円になります。  一方、姫路港が生み
出す産業で働く人々の所得は年間3393億円になります。  姫路港に関係する雇用者
所得は、姫路市に居住する雇用者の所得の4割弱に相当します。

■姫路港に関係する就業者数は、姫路市就業者数の 4分の1(4人に
  1人の割合)に相当します。

 姫路市内で働く人は年間約24万人になります。  一方、姫路港に関係する産業で
働く人々は年間約6万人になります。  このことから、姫路港に関係する就業者数は、
姫路市就業者数の4分の1に相当します。つまり4人に1人の割合になります。
■姫路港が機能することによって、「自動車交通量(貨物車)の抑制」
  や「物流コストの低減」に役立っています。

 現在姫路港で取り扱われている貨物が仮に神戸港に振り返られたとします。 その際、
姫路港の貨物量を陸送するために必要な貨物車の台数は約14千台/日になります。
 神戸と姫路間の主要道、国道2号の交通量は1日9〜10万台であり、14%も交通量が
増加することになります。  また陸送で生じる時間ロスやガソリン代等を計算すると
年間425億円もの社会的な負担がかかる計算になります。つまり姫路港が機能すること
で、その社会的な負担を回避しているのです。
■仮に姫路港が利用できないと…自動車交通の増加に よって発生する
  二酸化炭素は年間3.9万t-c。

 現在姫路港で取り扱われている貨物が仮に神戸港に振り返られたとします。 その際、
姫路港の貨物量を転送するために必要となる貨物車から生じる二酸化炭素を計算すると、
年間38,803t-cとなります。 この二酸化炭素を森林(育成林)によって吸収させるた
めには、219.22平方km2の面積が必要になります。  この面積は姫路市面積の約8割
りに相当します。